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  マエアカスカシノメイガ 基本情報 項目 内容 和名 マエアカスカシノメイガ 学名 Palpita nigropunctalis 分類 チョウ目(Lepidoptera) ツトガ科(Crambidae) ノメイガ類 大きさ 開張29~31 mm程度 分布 北海道・本州・四国・九州・沖縄など 発生時期 3~11月頃。資料によっては12月まで 食樹 キンモクセイ、ネズミモチ、イボタノキ、ヒイラギ、オリーブなどモクセイ科植物 活動時間 夜間に活動することが多い 灯火飛来 あり 全国レア度 ★★☆☆☆(普通種) 観察難易度 ★★☆☆☆ おすすめ観察場所 公園、庭木周辺、街路樹周辺、照明周辺 マエアカスカシノメイガは、開張29~31mmほどのツトガ科のガで、北海道から沖縄まで広く記録されています。幼虫はキンモクセイやネズミモチなどモクセイ科植物を食べ、成虫は灯火にもよく飛来します。 特徴 マエアカスカシノメイガは、白く半透明な翅をもつ美しい小型のガである。 名前の通り、前翅の前縁には赤褐色から黄褐色の筋が入る。 全体は白っぽく、翅には少し透け感があるため、灯火の近くで見ると繊細な印象を受ける。 派手な模様は少ないが、白い半透明の翅と赤褐色の縁取りが特徴的で、慣れると比較的見分けやすい。 幼虫はキンモクセイ、ネズミモチ、イボタノキ、ヒイラギ、オリーブなどのモクセイ科植物を利用する。 そのため、山林だけでなく、公園、住宅地、庭木の多い場所でも見つかることがある。 夜行性の傾向があり、灯火にもよく飛来する。 見分け方 マエアカスカシノメイガ 白く半透明の翅を持つ 前翅の前縁に赤褐色~黄褐色の筋がある 翅を広げると細長い三角形に見える 全体的に白っぽく、透明感がある 灯火周辺で見つかることが多い シロオビノメイガとの違い マエアカスカシノメイガは翅全体が白く半透明 シロオビノメイガは翅の模様がよりはっきりして見える マエアカスカシノメイガは前翅前縁の赤褐色の筋が目立つ ツゲノメイガとの違い ツゲノメイガは翅の外縁部に褐色の模様が強く出る マエアカスカシノメイガは全体的に白く、前翅前縁の赤褐色ラインが特徴 ツゲノメイガはツゲ類と関係が深い マエアカスカシノメイガはモクセイ科植物と関係が深い 白っぽい小型のガとの...
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  ヤハズカミキリ 基本情報 項目 内容 和名 ヤハズカミキリ 学名 Uraecha bimaculata 分類 甲虫目(Coleoptera) カミキリムシ科(Cerambycidae) フトカミキリ亜科(Lamiinae) 大きさ 11~22 mm程度 分布 北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島など 発生時期 5~8月頃(主に6~8月) 食樹 クリ、サクラ、コナラ、カシ類、フジなど各種広葉樹の枯木・倒木 活動時間 昼間は枯葉や樹皮下に潜み、夜によく活動する 灯火飛来 あり 全国レア度 ★★☆☆☆(普通種) 観察難易度 ★★★☆☆ おすすめ観察場所 雑木林、公園の樹林地、倒木周辺、照明周辺 特徴 ヤハズカミキリは日本各地に広く分布する中型のカミキリムシである。 体色は淡い灰褐色から赤褐色で、上翅の中央付近には一対の暗色の斜紋が見られる。派手な色彩ではないが、枯枝や落葉の中では非常に見つけにくい。 最大の特徴は上翅の先端で、それぞれが鋭く尖っている。左右の上翅を合わせると矢の弦を掛ける部分である「矢筈(やはず)」のような形に見えることが和名の由来となっている。 触角には白黒のまだら模様があり、オスでは体長の2~2.7倍、メスでも体長を大きく超えるほど非常に長く伸びる。 夜行性の傾向が強く、灯火にもよく飛来する。 見分け方 ヤハズカミキリ 淡い灰褐色~赤褐色の体色 上翅中央に一対の暗色斜紋 上翅先端が鋭く尖る 非常に長い白黒まだらの触角 シラホシカミキリとの違い ヤハズカミキリは灰褐色主体 シラホシカミキリは白色斑紋が目立つ シラホシカミキリはより細長い印象を受ける ゴマダラカミキリとの違い ゴマダラカミキリは黒地に明瞭な白斑を持つ ヤハズカミキリは灰褐色主体で斑紋が目立たない ゴマダラカミキリは生木を利用することが多い ヤハズカミキリは枯木や倒木を利用する ※個体差があり、慣れないうちは他のカミキリムシと見間違えることもある。 観察記録 項目 内容 観察日 2026年6月19日 観察場所 千葉県南部 観察方法 目視観察 発見状況 雑木林内で発見 雑木林の林縁部で発見した。 最初は枯枝の一部かと思ったが、長い触角が見えたためカミキリムシであることに気付いた。 上翅先端の特徴的な形状や全体の模様からヤハズカミキリと判断した。 周辺にはシイ類やコナラなどの広葉樹...

ツクシアオリンガ

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 ツクシアオリンガ 基本情報 和名 ツクシアオリンガ 学名 Hylophilodes tsukusensis Nagano, 1918 分類 チョウ目(Lepidoptera) コブガ科(Nolidae) 開張 33~36 mm 分布 本州・四国・九州、中国、台湾 発生時期 6~7月、8~9月頃 食樹 マテバシイ 活動時間 夜行性 灯火飛来 あり 全国レア度 ★★★✩☆(3.5 / 5) 観察難易度 ★★★☆☆ おすすめ観察場所 マテバシイのある公園、緑地、照明周辺 特徴 リンガの一種である。 前翅は薄緑色で、内横線および外横線は比較的直線的で黄色く縁取られる。 後翅はオスでは黄色味を帯び、メスでは白色となる。 南方系の蛾として知られ、近年は分布を北へ広げていると考えられている。 見分け方 ツクシアオリンガ 前翅は淡い緑色 内横線・外横線が比較的直線的 横線の周囲が黄色く縁取られる アオスジアオリンガとの違い ツクシアオリンガの方が横線が直線的 アオスジアオリンガは線がやや波打つ アカスジアオリンガとの違い ツクシアオリンガは黄色系の縁取り アカスジアオリンガは赤味が強い ※外見が非常によく似ており、個体によっては判別が難しい場合がある。 観察記録 項目 内容 観察日 2026年6月17日 観察場所 千葉県南部 観察方法 灯火採集 発見状況 公園の照明に飛来していた。 最初はアオスジアオリンガの仲間かと思ったが、横線の形状や全体の特徴からツクシアオリンガと判断した。 周辺にはマテバシイなどの常緑樹が植栽されていた。 雑学 名前に「筑紫」が入っている ツクシアオリンガの「ツクシ」は筑紫(九州地方)に由来すると考えられている。 その名の通り、もともとは暖かい地域との関係が深い蛾である。 近年は本州各地でも記録が増えており、分布を北へ広げていると考えられている。 温暖化の影響なのか、食樹であるマテバシイなどの植栽が関係しているのかは簡単には判断できない。 しかし、「昔は南の虫だったものが、今では身近な公園でも見られるようになった」というのは昆虫観察の面白いところである。 この虫から学べること 昆虫の分布は気温だけで決まるわけではない。 幼虫が利用する植物の分布も重要である。 ツクシアオリンガはマテバシイとの関...